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VCF Automation 活用 – 第3部 VCF 9 の「次世代テナント管理」

Friday, July 17, 2026susumu nagatoishiView original

このブログでは、VMware Cloud Foundation® 9 (VCF 9)の新機能である VMware Cloud Foundation® Automation(VCF Automation) を複数回のテーマに分けてご紹介していきたいと思います。 第2部では、VCF 9 が「VCF Automation」と「モダンクラウドインターフェース」によって、あらゆる管理者とワークロードに対応する、自動化されたプライベートクラウド基盤を提供する概要をご紹介しました。 第3部では、そのメインでもあるを「次世代テナント管理」機能について、なぜそれが「次世代」と呼ばれるのか、具体的な機能、管理者の役割分担、そして導入・運用フローを詳細に解説します。 「次世代テナント管理」 スピードと分離、スケールの両立 VCF 9 の「次世代テナント管理」では、従来はトレードオフの関係にあった「スピード」と「セキュリティ(分離)」をしっかりと両立させ、さらに「スケール」を可能にしている点にあります。 1. スピード 第1部で例示したような、複数部門にまたがる調整と手動作業で「3週間」かかっていたテナント環境(ネットワーク分離、リソース割り当て、アクセス制御を含む)の構築が、VCF Automation によりわずか数分といった非常に少ない作業だけで完了できるようになっています。こうした使い方を活用することで、ビジネスの俊敏性に大きな変化を支えることにも繋がります。 2. 組み込みのガバナンスと分離 (Built-in Governance & Isolation) このスピードを活用しつつ、セキュリティを犠牲にしないことが重要になります。従来の手法では、VM を作成した後にセキュリティ対策を行っていました。VCF 9 では、テナント作成時にガバナンス(誰が何をしてよいか)、コンプライアンス(監査証跡)、そしてネットワークレベルでの完全な分離(VPC)が、自動的に組み込まれた(Built-in)状態でプロビジョニングされるようになっています。これにより、このスピードを活用しつつ、セキュリティも自然と追従させることを可能にします。 3. スケールアウト 従来の手法では、テナントが増えるほど管理者の運用負荷が指数関数的に増大していました。VCF 9 では、テナント作成プロセスが標準化・自動化されており、10番目のテナントを作るのも、100番目のテナントを作るのも、運用負荷はほぼ変わらないようになっています。こうした仕組みにより、数百テナント規模へのスケールアウトにも耐えうるアーキテクチャを利用できるようになります。 3つの管理者ロールによる明確な職務の分離 (SoD) この「次世代テナント管理」は、パブリッククラウドの運用モデルと同様に、管理者の役割を明確に分離(Separation of Duties: SoD)することで実現されています。 ? 1. IT インフラ/プロバイダ 管理者 (Enterprise IT … Continued

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